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SEOの発展

ロボット型検索サービスがウェブサイトへの主要なアク セス手段として、重要な位置を占めるようになった。となると、ウェブサイトの運営者が重要視することはいかに検索結果のよい位置に表示され、 多くアクセスしてもらうかということである。 ディレクトリ型では人の手が入ってしまい、検索結果が登録順であったり、検索サービス運営者の判断で決められてしまったりするため、上位に表示させるのは容易なことではなかった。 だがロボット型検索エンジンは基本的に人の手が入らず、自動的に掲載順が決めら れている。そのため、サイト運営者の工夫次第で、検索結果の上位に表示される余地 があったのだ。それゆえ多くの人がグーグルなどの検索エンジンの仕組みや動きを分析し、それに合わせる形でぺ ージを改良し、上位に表示させるという行為、つまりSEO対策をするようになったのである。 とはいえ、 SEO対策という言葉を使わなくとも、 SEO対策という行為自体は実は古くから存在している。 例えばディレクトリ型検索エンジンの上位に掲載してもらうため、ウェブサイト のタイトルを AやOで始めるようにした、というのも広義のSEOといえる だろうし、ロボット型検索エンジンの精度の低さを利用して、ウェブサイト内に同 じキーワードを大量に埋め込んだり、検索される回数の多いアダルト関連のキーワー ドを入れておいたりするという手法(ちなみに現在、これらのような行為をしたら検索スパムとして扱われるので注意されたい)も、ある意味SEO対策の一種であったとい える。 つまり検索サービスが誕生した時点で、「検索エンジンの上位に表示する」という SEO的な概念や取り組みは存在したのだ。 だが SEO対策が本格化したのは、グーグルが台頭した2000年以降であろう。イン ターネット上でのビジネスが本格化したことで、 SEO対策によるアクセスが、例えばE C(電子商取引)サイトであればお客が増えて売り上げがアップするなど、確実に収入や結果に結びつくという事例が増えてきたことが大きい。